名古屋で外壁塗装を検討しているなら

「外壁塗装」、はじめてそのサイクルがきた場合に、なにをすればいいかわからないなんて人は案外多いものです。ここでは、外壁塗装において知っておくべき基礎知識について色々と詳しく紹介いたします

外壁塗装は必ずするべき？

外壁はそう簡単に破損するようなものではなく、そしてすぐに実害が出るようなものではないです。そのためいざサイクルが来ても一刻を争うように依頼する必要はないですが、放置しておくのはけしておすすめできないこととされています。まず外壁は家の最も外側であらゆるものから家を守るための大事な役割を果たしているためです。汚れをはじき、紫外線をふせぎ、雨風から家族を守る……そうした役割を果たしている外壁は確実にダメージを蓄積させています。そして、自然に直るなんてことはあり得ないのが住宅、劣化した場合は必ず人の手でメンテナンスをしなくてはならないのです。外壁は数年おきに確実にメンテナンスが必要、それが外壁塗装です。

外壁塗装に使用されている塗料にはさまざまな機能がもたされており、共通なのが耐候性や防汚性、防カビ防藻です。そして他にも遮熱性・断熱性、透湿性など地域や環境によっては欠かせない機能をもっている場合だってあります。これら機能があって家が健全な状態に保たれており、これらが劣化により損なわれていくと外壁を通りぬけて内部に劣化が発生してしまう可能性があるのです。そうなった場合、建物の寿命自体を縮めてしまうことになります。外壁塗装にもまとまったお金が必要ですが、内部の修繕に比べると安価で済ませられる場合が殆どです。

また名古屋はもちろん各地域の自治体から、金銭的な補助が条件によっては受けられる可能性があります。家の修繕を節約するために適切な時期の塗り替えを強くおすすめいたします。また美観が新築時のように復活するため家の資産価値の維持になります。見た目にとくにこだわりがないから、という理由で塗り替えをせずに放置している場合でも、放置による劣化はけして無視できないものです。前回の外壁塗装から10年ほど経過しているのであれば一度目視で劣化の確認、もし劣化が見られたなら施工業者に相談するのが大事です。また塗料は日々進化しているので、もし住居についてのお悩みを抱えているのであればそれを解決できる機能の塗料を見つけられるかもしれないです。

人気の塗料とその理由

外壁塗装で利用されている塗料はさまざまですが、人気の塗料というものはあります。勿論用途や施工箇所によって異なりますし、またメーカーによって機能性は異なるもののざっくりとした種類でまず目星をつけることができます。ここでは塗料の種類、耐用年数、単価を紹介いたします。アクリルやウレタンが利用されていたころもありますが、近年ではもっと瀬能のいい塗料が増えています。外壁塗装工事は頻繁に行うには少々大変なもの、費用もですが施工期間さまざまな制限が設けられる場合があります。養生で窓ガラスなどを保護しますが、その時にエアコンも塞がれてしまう可能性があるためです。勿論夏場は配慮してもらえますが、窓をしめきってエアコンをつけなくても済む冬場の施工がおすすめされるのがこの養生からの理由です。そのため、10年サイクルくらいで考えるのが楽で、費用面でも10年あれば比較的貯蓄しておくことが可能です。

そしてそんな条件をコスパよくクリアしてくれるため人気なのがシリコン塗料です。これは単価が2300～3000円で耐用年数が9～15年の塗料です。一般的な一軒家にとってちょうどいい耐用年数と単価をしているので、新築住宅にもとりあえずこれが利用されています。それくらいに普及していて、利便性が確認されている塗料なのです。しかしこれよりも近年良いものが開発されており、それがラジカル塗料です。これは単価がほぼシリコンと変わらないものの、それでいて耐用年数が長く12～15年とされています。ただしまだ新しい塗料なので扱えるところが少ないのが原状、もしこれから依頼する業者がラジカル塗料も扱っているようであればその性能などについてしっかり問い合わせがおすすめ、それだけ優れていて注目されている塗料です。浸透していくとシリコンにかわって普及する可能性のある塗料ともいわれています。

ここまでがコスパが良くて人気な塗料で、主に選ばれている塗料です。ここからは耐用年数に注目したより高級なものを紹介いたします。まずはフッ素塗料、これは3800～4800円と割高にはなってしまいますが耐用年数は15～20年です。耐用年数と耐候性は比例しており、これらをあわせもっていると塗り替えの回数を減らすことができます。そのメリットから大型の建物や公共施設に利用されていることが多いです。勿論個人宅にも採用可能とされています。

そして最後に、とにかく強い塗料が欲しいという場合は無機塗料です。これは耐用年数が20～25年とレベルが違うもの、単価については4500～5500円です。あまりにも耐用年数が長いので他の部分と修繕サイクルがあわなくないやすいのがデメリット、うまく計画をたてないと割高になってしまう可能性があるためしっかり考えてから採用をおすすめいたします。塗料はメーカーによってその性能は異なりますので詳しい事は業者に相談をする必要がありますが、塗料の種類によってこうした耐用年数の差や単価の差が発生しています。そのため、これから名古屋で外壁塗装の依頼を考えている場合であれば、まずはこの部分に注目して希望している塗料を扱っている、そんな業者を探すとより選びやすいかもしれないです。

劣化のチェックポイント

劣化が塗り替えのサイン、サイクルの他で見るチェックポイントです。ここではどんな劣化が外壁においては見られるかを紹介いたします。まずは変色や退色、当初から考えるとかなり色褪せをしている場合はこれにあたります。しかしこれはまだ劣化ではそこまで酷いものではないので慌てる必要はないです。ただ過度な変色は同時に機能性も失っている可能性があるのでサイクルと照らし合せた上で相談をする必要があります。チョーキング現象、これも酷い劣化ではないですが外壁を触ってみて手に白い粉がつくのが特徴です。チョーキング現象の発生＝機能低下が考えられます。

チョーキング現象は、紫外線によるダメージの結果とされています。カビや藻の発生、これは少々危険で、初期段階では洗って綺麗にすることは可能ですがもともと塗料はこれらの発生を防止する機能がついています。次に、劣化の中でも危険度が高いもの、その一つがひび割れです。これは浸水などが起こってしまい、そして内部を腐食してしまう可能性があるので早めに相談をおすすめいたします。そして塗膜の膨張、これも劣化のサインとしては深刻です。これらは触ったり目視したりで確認可能なので、定期点検を依頼するか自分で確認をおすすめいたします。名古屋では外壁塗装を行っている優良な業者がたくさんあります。最新の塗料を用いてリーズナブルな価格で施工を受け付けているところもあるのでぜひ複数の業者に問い合わせとお見積りがおすすめです。また外壁塗装は修繕や美観はもちろんのこと、それで得られる機能がたくさん！日々技術が進化しているので以前よりも暮らしやすい住宅作りができます。家族みんなが快適に暮らせる住まいを実現するリフォームです。